私が実際に読んだ本で、おすすめの本を紹介するページです。
本日のおすすめの本
タイトル:精神科医が教える「毎日を楽しめる人の考え方」
著者:樺沢紫苑
出版社:PHP研究所
おススメ度:★ ★ ★ ★
読んだ日:2022/12/20
ジャンル:人生の豊かさ
この本を読んだきっかけ
仕事が日々大変で、何をやっていても楽しいと感じない生活を送っていました。 その時に、目に留まったのがこの本。
この本をぜひ読んでほしい人
サラリーマンなどで、いつも長時間労働をしいられていて、仕事から抜け出せない生活になっているなーと考えている人にこそ読んでほしい一冊です。
私が読んでの本の紹介
前段:日本人は働きすぎて疲れている人ばかり
日本の実態として、日本人は良くも悪くも長時間労働することに向いている性格の人が多く、「休息する」・「リフレッシュする」ことが苦手です。十分な休息をとらないことで、翌日も辛い体の状況で仕事をするため、効率がどんどん悪くっています。
その結果、長時間労働が続いたり、ストレス過多になり、病気になることやうつになる可能性も高くなっている現状です。
本当は、休息・リフレッシュできるのかが人生においてとても大切なことのはずなのに、多くの人は、休息・リフレッシュに取り組めている人が少ないと感じます。何よりも私自身が取り組めていなく、うつ状態になってしまった経験もあり、この本に出合いました。
毎日の生活で、仕事しながらも気分よく生活をしたい!!って人にぜひ読んでほしい一冊になります!
※この本の定義:「遊び」=「仕事以外の楽しい時間」
この本で学んだこと
①:「仕事」「遊び」は両立できること
②:「遊び」のスケジュールを作りましょう
③:遊びにおいての方法論
①:「仕事」「遊び」は両立できること
「仕事」してたら「遊び」なんてできない?
「仕事」が忙しいことを変えることはなかなか難しいですよね?ただし、その忙しい中でも「遊び」を大切にして楽しむことで、休息とリフレッシュをしっかりとることは可能です。「遊び」 の時間を大切にできれば、幸せな気分をしっかりと感じとれ、良い気分・体調を持続できます。これによって、今までよりもより良い状態で「仕事」に取り組めることができるため、「仕事」も大切にすることができるでしょう。つまり、「仕事」か「遊び」のどちらが重要との話ではなく、取り組み次第で両立可能なんです!!
そもそもの考え方で誰もが間違えやすいのは、いつか時間ができたら「遊び」を大切にしていきたいと考える人が多いと思います。かくなる自分もそうなってしまっていました。ただ、“いつか”を待っていると、その時に病気になっていたり、年齢を重ねすぎてやりたいことに向き合えないこともあり、楽しみに向き合うことが遅くなってしまうのではないでしょうか?楽しみは何年先まで待つで良いのでしょうか?
本書をより深く読み込みすることで、今からでも両方とも大事にして「仕事」「遊び」を両立した生活ができると気づきを与えてもらえました。
それって本当にやりたい「遊び」?
まわりに流されたりして、「仕事」ばかりに気合を入れすぎていませんか?私は長時間労働をすることで、周りに役に立っているように感じてしまうせいか、気づいたら「仕事」に気合を入れすぎてしまい、仕事終わりや休日にはとてつもなく体調や気分が辛くなっていました。そうなると「遊び」に力が入らないせいか、なんとなくスマホ触るだけで終わったりとだらだら過ごすだけの生活を繰り返していました。
これはマイナスの感情・体調を少し戻していくだけで、「楽しみ」の少ない生活を過ごしていたと感じています。なによりこの生活を続けていたことで、実際に私は心が病んでいってしまったこともあり、病んでいく原因になっていることに気づきました。また、私が具体的にやってしまっていたことは、
・「スマホで情報サイトをただ眺めている時間から抜け出せない」
・「youtubeでなんとなく次々動画をみている」
これらは、次に何かちょっとした喜びがある情報だったりしないかと、中毒になっている状態でした。ほとんど無意味な時間をすごしていると感じてもいましたが、なかなか抜け出せませんでした。
楽しみの少ないこの無意味な時間も、一日通してつなぎ合わせると結構な時間を無意味な時間にしていたことが、この本を読んで気づかされました。
楽しめる「遊び」を増やすってどういうこと?
「遊び」時間の中で、例えば「ベッドでなんとなくスマホを利用している」だけなどの時間に対して、本当にやりたいことなのかを意識して、無理やり辞めて見ることがまずは大切と思います。その時間を、例えばやりたかったことや体を動かす運動などに使ったほうが、楽しみやリフレッシュに向かっていけるということを意識することが大切です(最初はこれ自体が難しいけれど・・・)。そのために、本当にやりたいこと・なんとなくやってしまっていることをしっかりと“区分け”して、やりたいことのみに取り組む時間を作りましょう。(もちろん、スマホをチェックすることがやりたいことならば全力で楽しめばよい。何が本当にやりたいことかはひとそれぞれ)
こうすることで、楽しむ時間・リフレッシュ時間が増え、疲れが取れて仕事にも注力ができ、生活が豊かになるのではないでしょうか。
②:「遊び」のスケジュールを作りましょう
「遊び」時間の増やし方って?
「遊び」の時間が大切とはいっても、遊びの時間をとることなんてできない!!って思っていますよね?私も忙しさに振り回されて、そもそも遊びの時間を作ることができませんでした。
実は、仕事を早く切り上げる簡単な方法があります。それは、仕事終わりの「遊び」の予定を先にスケジュールしておくことです。「遊び」時間のために、無理にでも仕事を切り上げる時間を設定しておくことで、最初からその時間に合わせて人間は自然と気合が入るもので、「遊び」時間までに仕事を完遂できるようになります。そのため、最初から時間設定をやると、遊びもしっかりと実行する時間が確保できるために、結果としてもリフレッシュすることにつながるのです。
「仕事」「遊び」を両立するには、“仕事ファーストの意識”を辞める必要があり、前章で話した通り両立の意識を持ちましょう!
みなさんは期日ぎりぎりになると、気分がハイになってなんとか終わらせた経験はありませんか?飲み会がある・ライブに行くなど予定があったときは時間までに仕事を完遂した経験など、誰しもあるのではないでしょうか。私も、夜の20時から大好きなフットサル予定があると、絶対に参加するぞ!と気合が入り、時間までに仕事を終わらせることができるのです。この「時間にあわせて人間は行動する」といった行動をぜひとも活用していきましょう。
これからの「遊び」予定がありますか?
また、当日の予定だけではなく、これから先の「遊び」の予定も立てておくことをおすすめします。翌日・今週の仕事終わり、次の「土日」、さらに先の日について、楽しめることの「遊び」の予定を先に立てておくといった感じです。先に「遊び」の予定を立てておくことで、ドーパミンがしっかりと出てきます。計画した「遊び」の予定があると仕事を早く切り上げられ、実際に「遊び」を全力で楽しむことでまたドーパミンが出てきて、その結果「リフレッシュ」が強化されると感じることができるでしょう。
仕事を割り切って予定した終了時間にきっちりあがり、計画していた「遊び」に全力で取り組むことが、良い「休息」「リフレッシュ」につながり、翌日以降の仕事のパフォーマンスに繋がっていることを意識していきたいですね。
③:遊びにおいての方法論
最大限の「遊び」方って?
本書では、「遊び」をより楽しむ方法論がいくつか紹介されています。その内の1つに、遊んだことにおいてアウトプットを行い、次につなげるフィードバックも行うといったことが紹介されています。アウトプットしてフィードバックしながら楽しむと、“成長に繋がる実感”を感じ取れるため、「遊び」の楽しみが今までよりも深まるそうです。
今までの私の「遊び」は、ただ実行するだけで、成長に繋がる実感などもなかったです。それ自体悪いことではないのですが、最大限の「遊び」ではなかったような気がします。なんとなく実行していたことが多かったのです。これからは、より深みのある楽しみ感じる「遊び」を実行してリフレッシュしていきたい。せっかく遊ぶのだから、やっただけでなくて、アウトプットする楽しみを設け、例えば誰かにおすすめとして話したり、ブログにまとめてみたりと。そして、実際にやったことの振り返りをして“成長に繋がる実感”をもてると思います。
楽しむことだけが「遊び」?
他の「遊び」としてリフレッシュ方法としては、ゆっくりする時間と運動も大切だと本書では紹介されています。ゆっくりする時間(副交感神経にシフト)はとても重要で、頑張りすぎている“緊張状態”から、自分のリラックスタイムを作り“緊張から開放”することもとても大切です。ちなみにリラックスが苦手な人は病みやすいともいわれています。こうした「遊び」の時間の中に、リラックスタイムも設けていきたいですね。
私はこのリフレッシュする時間を大切にしてこなかったです。なんとなく楽しいことすれば良い、ただベッドでだらければ良いと思っていました。副交感神経を高めるためには人それぞれ方法があると思いますが、私の場合は「水の音」を流しながら「読書」する、良い香りのするアロマなどを嗅ぐ、「入浴」時間を大切にすることが、リラックスできることなので、この時間も「遊び」時間に取り入れていければと思っています。
また、リラックスタイムには運動も取り入れたほうことも良いことの一つです。私は「仕事」ではPCを「遊び」ではゲームしてたりで、運動がおろそかになっていました。運動については、10分歩くや、10回だけの筋トレなど、ちょっとしたペースからでも良いので、運動を盛り込み継続すると体も調子が上がるそうで、運動も継続できるペースから取り組んでリフレッシュ効果を得られるようにしていきたいです。
こうした、副交感神経を意識したリラックス時間および運動を大切にする意識も本書で学びました。是非みなさんもこうした時間も意識的に作ってみてください。
まとめ
読んでみた私の感想
本書は、「遊び」=「仕事以外の楽しい時間」の大切さを教えてくれる本でした。
・「時間」を大切にする→ 「遊び」を大切にする→ 「休息」「リフレッシュ」を大切にする→ よりよい「体調」を大切にする→「仕事」に良い影響を与える→さらに「遊び」を大切にできる
を学ばせてくれる本だったと感じています。
「遊び」を全力で向き合うことは、「仕事」「遊び」を両立できることに繋がり、日々の生活の充実感が変わってきます。そのために、具体的には「遊び」のスケジュール化をし、本書にある「遊び」の方法論を実行することで、楽しいと感じる時間と副交感神経をしっかりと味わう時間の両方とも大切にすることから楽しい生活を過ごしましょう!
<本書で学んだこと>
①:「仕事」「遊び」は両立できること
②:「遊び」のスケジュールを作りましょう
③:遊びにおいての方法論
「いやいや、なかなか時間がないんだし、こんなことできないよ!」と夢物語だと言う人もいると思いますが、夢物語は自分でつかまないと永遠に負のループに陥ります。これを読んで私は、仕事以外の時間を大切にするために、仕事の割り切り方を大切にできるようにしていきたいです。
もし今の生活に満足していなければ、「そんなことできない」ではなく、変化することを試してみませんか?「楽しみ」を増やして、「仕事」も「遊び」も大切にできる日々の生活に変わっていくことを目指して本書をぜひ一読してみてはいかがでしょうか?
本書には他にこんな記載もあるのでおすすめです!
本書にはほかにも、
・「遊び」の大切さ
・「遊ぶ」ための意識
・「遊び」の方法論
などがより詳細に紹介されているので、気になる人はぜひ手に取って読んでみてほしいです。
この本を読んだ人へ、他のおすすめ本を紹介
最後に、本書に出てくる中で、ここにも悩んでいるという人向けの一冊を紹介しておきます。
良ければ、こちらの本もぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
余計な仕事を減らして時間確保できる方法を教えてくれる一冊
・本のタイトル:エッセンシャル思考
・著者:グレッグマキューン
・出版社:株式会社かんき出版
<内容>
仕事の大半が実は自分にとって大切なことではないことがほとんどです。その中で、仕事であったり、プライベートであったりに対して、自分の大切なことのみにしっかりと絞って集中することで、余計にやっていた仕事を無くす意識を教えてくれる本です。
なぜ職場では仕事が増えていく一方なのかを考えさせられる一冊
・本のタイトル:仕事ごっこ
・著者:沢渡あまね
・出版社:株式会社技術評論社
<内容>
会社でやっている仕事の大半は、実は無駄にやっていたんだなと思うことが非常に多いです。例えば何人もの承認を得ないと決裁されないなど。こんなことをしている理由は、仕事をしている感を出すためだけにやっているのではと思ってしまうほどで、本書は架空のストーリーを用いて客観的に改めて気づきを与えてくれる本です。
体をリフレッシュして体調を整える方法を学べる一冊
・本のタイトル:血流がすべて解決する
・著者:堀江昭佳
・出版社:サンマーク出版
<内容>
体と心はつながっているといい、すべての健康は血流が関係していることが本書を読むと知ることができます。そんな中で、心も体もリフレッシュできるための取り組み方を教えてくれる本で、メンタル不調やうつの改善などのメンタル不調であったり、健康維持のためや、特に女性の体の不調などを悩んでいる人にこそ是非読んでほしい本になります。
<うつ状態・うつ病、その手前の気分など、病んだ気持ちの解消方法を学べる一冊
・本のタイトル:完全復職率9割の医師が教えるうつが治る食べ方、考え方、すごし方
・著者:廣瀬久益
・出版社:CCCメディアハウス
<内容>
仕事の忙しさ、日々の楽しみがないなどからうつになったりとすることもあるでしょう。うつ病・うつ状態などのメンタル不調から回復させることができた医師の体験談を用いて、メンタルの回復するために必要なことを教えてくれます。特に、休養の大切さと再発しないための栄養やメンタルコントロールの取り組みなどが学べるため、メンタル不調を抱えている人にまずは読んでほしい本になります。
以上です。
・タイトル:精神科医が教える「毎日を楽しめる人の考え方」
是非一度、皆さんもこの本を読んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました!